阪神JS コウエイトライ

第13回阪神JS(J・GIII)

今週は変則開催、阪神、中山、札幌の3場で、土・日・月の3日にわたって重賞が4レースも行われるわけだが、まずはその日程を確認しておこう。

まずは土曜日、この日は中山と札幌の2開催で、阪神競馬はお休み。
そしてこの日は重賞競走も行われない。
翌日の日曜日は中山と阪神の開催となり、それぞれ菊花賞、秋華賞に向けてのトライアルが行われる大注目の重賞(セントライト記念、ローズステークス)が行われる。
そして、今週は競馬ファンにとって非常にうれしいことに、月曜日も競馬は開催される。
月曜日は阪神と札幌の開催となり、阪神では阪神ジャンプステークスが、そして札幌ではおなじみのダート重賞・エルムステークスが行われる。

ということで、日曜日になんとかどちらかの重賞、あるいは他のレースを的中させて、なんとか月曜日にも馬券に参加したいというのが競馬ファンの共通の思いだろう。
まずはその月曜日の、阪神JSからレースポイントを見て行こうと思う。

阪神の芝3140mに19頭が登録しているが、小倉サマージャンプを勝って勢いに乗るドングラシアス、新潟ジャンプステークス9着から巻き返して重賞8勝目を目指す牝馬・コウエイトライ、古豪・エーシンディーエスらがここで激突、陣営によってはこのレースの結果次第では暮れの大一番・中山大障害を目指すということになるだろう。

阪神コースの場合、平地競走であっても、特に外回りコースでは非常にタフなコース設定になっているため、ジャンプレースではそれほど長距離血統である必要はないなどとされるものの、このコースの重賞、しかも多頭数で行われるとするならば、やはり多少なりともスタミナに自信のある、あるいはそうした血統背景の馬をチェックしておく必要が、他場のジャンプレースに比べればあるのではないかという気がしている。

今年は震災の関係で、特にジャンプ路線がややイレギュラーな開催となってきただけに、秋競馬がスタートして、ここから立て直して・・・と考える陣営も意外に少なくないのではないだろうが。
そうした陣営が送り出してくる伏兵がこのレースの最大の穴馬になるのではと、そんな気がしてならない。

このところ、配当的に非常に波乱含みなジャンプレースであるが、このレースもやはりその方向性でアプローチしてみるという手もある。
いずれにしても、このレースに参加してそうした穴馬券を的中させるためにも、何とか土日で軍資金を調達したいところである。

また、個人的な話になるが、私はやはりコウエイトライのこれまでの功績を踏まえて、彼女の単勝馬券を買ってみたいというふうに思っている。
コウエイトライには、まずは無事に、そしてなんとかがんばってもらいたい。