七夕賞 競馬予想

七夕賞の競馬予想

数年前にようやく「復活勝利」を飾った1番人気馬であったが、とにかく1番人気の馬にとって不遇の歴史が繰り返されてきたレースが、夏の福島の名物レース・ハンデ重賞の七夕記念である。
競馬ファンのみなさん、そしてローカルハンデ重賞のファンのみなさんならすでにご存知のエピソードだとは思うが、この七夕賞、なんと1番人気の馬が負けも負けたり26連敗という時期がつい最近まであった。
2005年にダイワレイダースがその記録に終止符を打った際には、「なんて余計なことを!」と、鞍上の後藤浩輝騎手に対して激怒したことをよく覚えているが、これは完全に馬券がハズレた八つ当たりであった。
とは言っても、このレースの1番人気馬の受難ぶりはちょっと例を見ないほどである。
昨年も「超」福島巧者のミヤビランベリが優勝して、ダイワレイダース以来の1番人気馬の勝利となったが、ミヤビランベリほどの福島巧者でなければ、はじめからこのレースは1番人気の馬を敬遠するくらいの気持ちでよいという気がする。
これだけ波乱が起こりやすい理由は、秋の福島開催の悼尾を飾る福島記念同様、こちら七夕賞もまた夏の福島最終週に行われることが最大の要因だろう。
荒れ馬場必至なのだ。
したがって、予想の基本的ファクターであるはずの時計的な側面がまったくアテにならず、しかも内が荒れて外が圧倒的に有利になったりすると、もう何が何だかわけがわからないレースになってしまうのだ。
激しく絡まった釣り糸をイメージしてもらえばわかりやすい。
しかも、その肝心の馬場状態と言えば、年によってまったく異なる傾向を示すものだから、本命党の人にとってはまさに「タチの悪いレース」ということになるだろう。
そんなわけで、なかなか的中することが難しい七夕賞ではあるが、だからこそ、他のレースではなかなか味わえない楽しみも感じることができるレースでもある。