中山牝馬ステークスの競馬予想
ハンデのGIII戦というと、福島競馬場をはじめとする各ローカル場所の「名物レース」のイメージが強いが、中央場所・中山競馬場のハンデGIII戦の中にもなかなかおもしろいレースがある。例年春先に行われる中山牝馬ステークスだ。
中央場所であっても、ハンデGIIIということで、「波乱」となる確率はかなり高く、穴党のファンにとってはどうしても参加しなければ気が済まないレースだろう。
中山牝馬Sの場合、歴戦の古馬牝馬限定のレースではあるが、寒い時期の牝馬は好調を長続きさせるのは非常に難しく、そこに来て中山のトリッキーなコース形態、パワーが要る馬場、そしてもちろんハンディキャップの要素も絡みに絡んで、ハンデ重賞の難しさにさらに拍車をかけることになっている。
距離的に1800mだから、このあとを展望する古馬牝馬にとっては距離も微妙である。
ということで、ここはかなり穴狙いが通用するレースであり、ハナから荒れることを前提に馬券検討してもよいレースであると言えるのではないだろうか。
中山牝馬Sの場合、確かにハンデ戦であることは他場のハンデ戦ともちろん違いはないが、こちらはかなりの実力馬がときおり出走してくるレースでもある。
ただ、そこはハンデ戦、そうした馬に全幅の信頼を置けないということもまた確か。
そうした馬たちの多くは、あくまでもここはステップとして次なる舞台を睨むといった陣営が送り出してくるケースが圧倒的に多く、本質的な力関係がそのまま着順にはつながってこない最大の原因となっている。
3連単開始以降も、これを書いている2010年5月現在では、7ケタ配当が飛び出したこともあるくらいだから、ひょっとしたら「8ケタ」という夢の馬券が飛び出すのもこの中山牝馬Sなのではないかと、毎年個人的にひそかに期待している。
ということで、このレースは積極的に参加して、空振り三振覚悟で思い切った大振りをしてみてもよいレースではないかと考えている。
