中山金杯 競馬予想

中山金杯の競馬予想

有馬記念で持てる力を使い果たしたのは何も競走馬だけではなく、我々馬券購入者にとってもまったく同じことなのだが、新春競馬である中山金杯がおめでたい気分で開催されると、おめでたい気分ながら不思議なことにオトソ気分がどこかへ吹き飛び、有馬記念も顔負けないくらい再び力がみなぎるから、競馬ファンはおもしろく、またタフでもある。
ということでこの中山金杯、個人的には京都金杯同様に「1年でもっとも力が入るGIII」という位置づけであり、今後のモチベーションと大きくかかわるという意味合いで、新年早々非常に重要な「ステップレース」と位置づけられて久しい。
ハンデ戦の中山芝2000m、例年普段より少しばかり間隔があくものの、ほぼ暮れの有馬記念開催からの連続開催と考えることができ、極寒の時期も含め、十中八九、満足な馬場コンディションでは行われない。
そんなわけで、新年早々頭の体操にはすばらしく効果的な馬券検討を要するのが中山金杯の特徴であり、まあ要するにたいへんに難しいハンデ戦ということになる。
毎年中山巧者が連帯し、そしていくぶん時計がかかるパワータイプの馬が好走し、さらに、ハンディキャップホースならびにいわゆる「恵量馬」が好走するとわかっているのにそれでも難しいのがこの中山金杯である。
ちょっとした人気馬は少し疑ってかかったほうが懸命なレースだ。
それともうひとつ、新春の小倉開催のメイン・小倉大賞典も中山金杯同様ハンデのGIIIのレースだが、施行条件以外にも似通った点がある。
これは時期的な共通点が作用して起こる副産物のようなものだが、この両レース、とにかく「高齢馬が活躍する」という傾向にある。
これはおそらく、馬齢が毎年元日に一斉に「プラス1」されるというシステムがもたらす「錯覚」によって、その馬たちが昨年よりもずいぶん年をとってしまったような先入観から、高齢馬が妙に人気を落とすことがあるのだ。