武蔵野ステークス 競馬予想

武蔵野ステークスの競馬予想

かつて芦毛の「怪物」クロフネが後続を9馬身もぶっちぎる圧勝劇を披露したことがあった。
その舞台となったのが、府中のダート、マイル戦で行われる武蔵野ステークスであった。
ただ、クロフネはダートにおける競馬では規格外としか言いようのない馬であり、あの年に出走した他の馬たちはちょっとした事故に遭ってしまったようなものだと言えるだろう。
実際、クロフネに9馬身ちぎられた当事馬(?)で、クロフネよりも1つ年上のイーグルカフェが、翌年のジャパンカップダートをきっちり優勝している。
ということで、ジャパンカップダートへの重要なステップとなるのが、この武蔵野ステークスである。
そして、その怪物クロフネは当レースの圧勝につづいてJCダートも圧勝し、かつてダート界では「絶対王者」とも呼ばれたカネヒキリは、当レースの勝ちこそなかったものの、ここをひと叩きして続くJCダートを優勝するというステップを2回踏んでいることから、JCダートを占う意味では軽視することは決してできないという点が、武蔵野ステークスの最大の焦点となる。
直線の長い府中のダート戦ということで、ダートのマイル戦とは言っても、それほど前半から飛ばしていくことは多くないが、その分、府中のレースとしては珍しく展開に紛れが生じることも考えられる。
さらに、府中のダート1600mということで、宿命的に芝の上からのスタートということになり、その意味では、広い府中コースと言えども内外の有利不利は多少生じると考えるべきだろう。
そのあたりの不確定要素が、このレースを大なり小なりの「波乱」の結果へと導いているのではないだろうか。