共同通信杯 競馬予想

共同通信杯の競馬予想

GIIIの重賞とは言っても、「トキノミノル記念」のサブタイトルからも感じられる歴史、伝統の部分も含め、一般的な3歳のGIII戦に比べればはるかに格式が高いというイメージがあるおなじみの重賞レースが、府中の1800m戦・共同通信杯だ。
共同通信杯と言えば、これからおとずれるクラシックシーズンに向け、有力関東馬はもとより、「一度は府中のターフの走り心地を経験させたい」という関西馬の陣営の多くがこの共同通信杯をステップレースとして選択することが多い。
そして、かつては「名馬への登竜門」とされたレースでもあり、あの偉大なパシフィカス産駒のビワハヤヒデ、ナリタブライアンの兄弟がこのレース(当時は「共同通信杯4歳ステークス」と呼ばれていた)をステップレースとし、兄は皐月賞、ダービーを2着、菊花賞を優勝し、弟は言わずと知れた三冠馬へと成長をたどった。
この兄弟は能力的に別格としても、最近でも2010年にはこのレースを2着し、その後日本レコードでNHKマイルカップを制したダノンシャンティもこの共同通信杯2着で府中の芝コースを経験したことが、後に大きく生かされた形になった。
このように、「出世レース」として古くから知られるのが、毎年極寒の2月に行われる共同通信杯である。
ただ、馬券的にはあまり「大振り」をおすすめできるレースではない。
先にも述べたように、「のちの名馬」が足を踏み入れることも多々あるレースであるということ、そしてさらには、府中の1800m戦という、紛れが非常に少ないレースであることなどがその理由として挙げられる。
かつてはヤマニンアクロ(10番人気)-キンショーテガラ(13番人気)でワンツーを決め、14頭立てながら馬連が11万馬券となったこともあったが、この年は例年になくレースのレベルが低く、また、道悪が影響して時計的に不安を抱えた2頭のワンツーということで、ほぼ度外視して考えてよいレースである。
基本的には本命馬を信頼できるレースである。