北九州記念 競馬予想

北九州記念の競馬予想

夏の小倉開催のスプリント戦ということで、当然時計は速くなりそうという想像に難しくはないだろうが、結果的に、スプリント戦に移行して以来、毎年のように1分7秒台の決着となっている。
そもそも、アグネスワールドがたたき出した1分6秒5の日本レコードもこの夏の小倉の開催であったことから、スピードで押し切ってしまえるくらいの速い馬が圧倒的優位に立つことができるはずだ。
このレースがスプリント戦に移行したのは2006年だから、まだそれほど歴史がある重賞ではないが、ここを使う組が例外なく目標にするスプリンターズステークスとはかなりの好相性となっている。
中山のスプリント戦と小倉のスプリント戦ということで、まったくシチュエーションが違うように思われるこれらのレースではあるが、結果的にかなり密接なつながりがあるというのは意外である。
特に、夏に強い牝馬がこの北九州記念で活躍を見せるのはよくわかるが、その勢いで秋のスプリンターズステークスを制してしまうという例が2例あった。
とは言っても、ウオッカ世代の快速牝馬・アストンマーチャンは、この北九州記念を6着と凡走したあとにスプリンターズステークスを逃げ切っていることからも、余計に北九州記念とスプリンターズステークスとの相性の良さを感じる。
もしかしたら、あまり負荷のかからない軽い芝の平坦コースというのが、牝馬には最適なステップレースとなっているのかもしれない。
余談であるが、「小倉巧者」と呼ばれる馬がときおり出現し、「またもや・・・」という印象で小倉のレースを次々と制してゆくことがあるが、中でも秀逸であったのが、メイショウカイドウという馬(現在小倉競馬場で誘導馬を務める)だ。
これは、小倉記念、小倉大賞典を制し、当時まだ1800mで行われていたこの北九州記念をも制し、「小倉三冠馬」(史上4頭目)となった。
北九州記念が1200mで行われる以上、5頭目が出現する確率は極めて低い。