函館記念の競馬予想
いよいよ楽しみな夏競馬が始まったと感じさせてくれるのが、伝統の「荒れる」ハンデ戦・函館記念である。
力の要る函館の洋芝だから、中距離レースではあっても、しっかり筋の通った血統背景の馬が活躍する可能性が大きい。
ただしこの函館記念、血統やハンディキャップ、近走の成績ばかりにしがみついた予想ではなかなかうまくいかないくらい難しいレースである。
たとえば、同じくローカル競馬の小倉コースを走らせれば、とにかくメイショウカイドウは走りに走って、引退後は小倉競馬場で誘導馬にまでなったほど「小倉大好きホース」であった。
そしてこちらもローカル重賞の函館競馬、まだ現役でがんばっているため、引退後に函館競馬場で誘導馬を務めるかどうかはわからないが、それでも十分「函館大好きホース」であるのは確かなエリモハリアーのような馬がいつ出現しないとも限らないので、函館に実績のある馬はとにかく要注意だ。
ちなみにこのエリモハリアーは、2005年~2007年の第41回~第43回の3年間、ずっとこの函館記念の先頭ゴールを守り続けた稀有な馬である。
エリモハリアーが優勝した3年間は、もしかしたら函館記念はハンデ戦ではなくなったのではないかと思わせるくらいの走りだった。
ただただすごかった。
GI以外でこんなに感じ入らせてくれる馬が現れるのも珍しいが、とにかくそうした「クセ馬」の存在にはよくよく注意したいレースである。
とは言え、いつもいつもエリモハリアーのような馬が出てくるわけではないので、注意は必要ではあるが、基本は「ローカルハンデ重賞」というスタイルで馬券検討すべきレースではあるだろう。
