函館2歳ステークスの競馬予想
ダービーが終わった後というのは、一抹のさみしさが漂いがちであるが、翌年のためにも「さみしい」などとのんきなことは言っていられない。
そして、翌年のダービーを目指す2歳重賞戦線の皮切りとなるのが、函館競馬場で行われる函館2歳ステークスである。
2歳戦が新たにスタートを切るのがダービー終了後の6月であるから、例年8月の初旬に行われる函館2歳ステークスは、まだまだ本当にデビューしたてのホヤホヤの競走馬たちによる重賞レースである。
したがって、時として波乱を呼ぶことがあるレースではあるが、まだ長距離はおろか、中距離レースさえほとんど行われないこの時期だから、あくまでもスピード最優先というスタンスで馬券検討することが必要であろう。
もちろんこの時期に重厚なステイヤー血統の馬たちはデビューすらしていないことが多いわけだから、メンバー的にも「速そうな馬」が多く集うことになるので、その中でも特に速い馬を見つけることがまずはこのレースのための第一歩ということができるのではないだろうか。
とは言え、毎年逃げ切りばかりで決着するわけではなく、速い馬が多いからこそ、むしろ展開面がより重視されてしかるべきだ。
また、函館の洋芝は、札幌同様、時としてパワーを要する馬場となることが多く、その意味ではスピードに加え、ある程度時計のかかる馬場をこなせる底力も必要であることから、近走のレース内容や馬の状態面に加え、血統面のチェックも怠るべきではないだろう。
かつては三冠馬・ナリタブライアンもこのレースに出走(しかも6着敗退)したことがあるというのは意外であるが、仕上がり早のスピードがあることこそ、近代競馬の最重要ポイントであることから、今後もこのレースの上位の馬たちの動向にはよくよくチェックが必要であるということにはなるだろう。
