エルムステークスの競馬予想
2009年は、函館競馬場の改修工事にともなう変則開催で、新潟開催(ダート1800m)のエルムステークスとなったが、例年であれば、すでに札幌の名物レースとなって久しいダートのマイル~中距離路線の重要なレースがエルムステークスだ。
小回り、平坦、短い直線ということで、コース巧者の出番があるかと思いきや、似たようなメンバー構成になりながら、毎年違う面々が優勝を飾るという、多少なりとも難しい要素を含んでいるというのがこのエルムステークスの最大の特徴と言えるだろう。
勝ち馬の多くは1~3番人気で収まるものの、ヒモが荒れることも少なくないこのレース(2006年には2番人気→7番人気→10番人気で3連単は30万馬券となった)、このあたりは先に述べた「コース設定」が多少なりとも影響を及ぼしている可能性はある。
しかし、ハンデ戦ではないので、あまりにも無謀な冒険を仕掛けるのは、よほど理にかなった根拠がなければ控えるべきだろう。たとえば、2007年に勝ったメイショウトウコンは、58kgと馬体重が嫌われて2番人気の評価であったが、自身の実績とメンバー構成を考えれば抜けた人気になっても不思議はなかったはず。
そしてレースは3馬身半もちぎり捨てる強さでメイショウトウコンが優勝した。このように、ある程度の実績と、新潟開催ではあったが2009年のマチカネニホンバレのように近走が強い競馬であるなら、そうした人気馬、実力馬に対してはあまり意地を張らないほうが身のためであると言えるかもしれない。
ただし、ヒモ荒れに関しては、少々大胆に狙いにいってもいいレースではある。
