産経大阪杯 競馬予想

産経大阪杯の競馬予想

春の長距離王決定戦である天皇賞・春を目指す古馬にとって、阪神競馬場で行われる別定GII・産経大阪杯は、同じく阪神の阪神大賞典、そして中山の日経賞といったおなじみのGIIレースと同様、非常に重要なステップレースとなっている。
また、阪神の芝2000mという条件から、天皇賞・春よりも、春のグランプリ・宝塚記念に重きを置く陣営にとっては、阪神大賞典、日経賞以上に重視されるレースである。
特にステイヤーが激減してきている近年、阪神大賞典や日経賞以上に、こちら産経大阪杯のほうがハイレベルのメンバー構成になりつつある。
ここ10年(現在は2010年6月)だけに限って言うと、産経大阪杯を優勝し、その勢いで天皇賞・春を制したのは、2007年のメイショウサムソンだけであり、さらに10年さかのぼっても、メジロマックイーンの2着が最高の成績ということで、その意味では、天皇賞・春の優勝馬に関しては、かなりつながりの薄いレースになっているということができよう。
一方、宝塚記念との関連はどうかというと、過去10年ではドリームジャーニー1頭が優勝、メイショウサムソンが2着、その前の10年では、マーベラスサンデーとメジロマックイーンの2頭が優勝ということで、どちらかと言えばやはり宝塚記念との相性がいいレースとなっている。
このあたりは、阪神の芝2000mを乗り切るスピードがあっても、血統的に天皇賞・春は向かないケースがある反面、似たような距離の宝塚記念との相性のほうがより相性がよくなっているという考え方ができる。
ただし、メジロマックイーンに関しては、順調さを欠いた天皇賞・春であったこともあり、手薄なメンバーであった宝塚記念のほうが好成績という結果になっていたので、これは例外的と言ってもいいだろう。
いずれにしても、近年のGIへのステップとしては非常に重要視されるレースであることは間違いなく、年によっては超豪華な顔ぶれとなることもあるこの産経大阪杯は必見レースだ。