オールカマー 競馬予想

オールカマーの競馬予想

夏競馬が終わり、いよいよ秋の大一番に向けた中央場所となるのが、例年西では阪神、東では中山競馬であるが、秋競馬のスタートから早くもGI級の馬たちが始動する。
特に古馬の中・長距離路線を睨む馬たちにとって、この時期の重要なステップレースとなるのが、中山ではおなじみの別定戦GII、芝の2200mで行われるオールカマーである。
かつては「定量戦」という、GI以外のレースでは実に珍しい負担重量で行われていたこのオールカマーであるが、もう今ではすっかりおなじみの「別定GII」ということで、定着しているだろう。
また、オールカマーというレースの特徴としては、地方競馬との交流をはかった中央競馬のレースとして草分け的存在のレースであることが挙げられる。地方所属馬にとってこのオールカマーは、天皇賞・秋へのトライアルレースとなっており、ここで2着以内に入れば、天皇賞・秋の出走権を得ることができる。
最近でこそ地方競馬からの出走自体がほとんどなくなってしまったが、かつてはジュサブロー、ジョージモナークといった個性派の地方馬がこのオールカマーを優勝していた。
もちろんJRA所属の馬も、たいへんなビッグネームがこのオールカマーを優勝している。
オグリキャップ、ビワハヤヒデ、ヒシアマゾン、サクラローレル、メジロドーベルの名前を見れば、まさに「泣く子も黙る」といったところだろう。
最近では、有馬記念を優勝したマツリダゴッホがこのオールカマーの勝ち馬として思いだされることだろうが、何しろマツリダゴッホだけはちょっと「別格」の相性の良さを誇っていた。
というのもこのマツリダゴッホ、蛯名正義、横山典弘といった関東のトップジョッキーを背に、このオールカマーを3連覇(2007年~2009年)したのだから恐れ入る。
これはさすがにいくらなんでも特殊すぎるケースではあるが、やはり中山巧者だけは、たとえ近走の成績が振るわなくても、このレースを軽視することは絶対にできない。