ニュージーランドトロフィーの競馬予想
NHKマイルカップは、年によってはクラシックよりもはるかに高いレベルになることがあるが、そのトライアルとして非常に重要度の高いGIIレースが、中山の芝のマイル戦で行われるおなじみの重賞・ニュージーランドトロフィー(NZT)だ。
かつては府中の芝1400mの「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス」として行われたが、NHKマイルCの時期は早まったことで、こちらのトライアルは中山開催に行われるようになり、現在に至っている。
そこまでは何の問題もないのだが、このレースは中山のマイル戦になってからというもの、このレースを優勝して本番も優勝するという馬がまったく出なくなってしまったのだ。
これを書いている現在が2010年の6月だから、中山のマイル戦となった2000年以降、11頭の勝ち馬がすべてNHKマイルCで優勝を逃すという、不思議な現象が起こっている。
トライアルレースというと、「本番と直結しない」などという枕をともなったレースもぽつぽつ目にするが、このまま行ってしまうと、このNZTもそんな不本意な枕とともに語られるようになってしまうとも限らないので、そろそろNZTの勝ち馬からも、本番の勝ち馬へとステップを踏む馬が出てほしいものだ。
とはいえ、府中時代には、あのエルコンドルパサーとシーキングザパールの2頭がNZT→NHKマイルC優勝というステップを記録しているのだから、エルコンドルパサーやシーキングザパールといった、海外GIでも勝ってしまうほどの実力馬であれば、おそらくトライアル→本番の連覇も可能であると思われる。
ちなみに、中山のマイル戦で行われるようになってからも、このレースを3着していたロジックとジョーカプチーノは、ともに本番のNHKマイルCを優勝している。
ということで、馬券的にもかなり波乱含みという想像はつくだろう。
時としてとんでもない大穴が飛び込んでくるレースだから、内枠有利な中山マイル戦ということで、思い切って内枠の人気薄を狙うという手もある。
