目黒記念 競馬予想

目黒記念の競馬予想

府中のハンデ重賞といえば、ジャパンカップや有馬記念といったビッグレースへのステップレースとなっているアルゼンチン共和国杯と、そして春のグランプリ・宝塚記念への重要なステップレースとなっている目黒記念である。
どちらも芝の2500m戦で行われ、ハンデ戦でありながらもGIIレースということで、GIでもかなり上位に食い込んでくる馬たちも出走してくるレースであり、また、直線の長い府中の芝2500mのレースということでスタミナ自慢の馬たちがこぞってこのレースを使ってくる。
特に春の目黒記念は、伝統のレースというイメージがあるが、かつては天皇賞や京都記念同様、年に2回行われていたレースであることからも、GIIというグレードながらも、古き良き時代から続いてきた非常に格式の高いレースという印象がある。
ハンデ戦ということで、当然目黒記念は波乱含みのレースであることは言うまでもないが、暮れのアルゼンチン共和国杯に比べると、印象としてはいく分波乱の要素は小さくなるのかな、という気がしないでもない。
また、かつては阪神競馬場の名物レース・鳴尾記念(現在は芝1800mの別定戦GIII)も同じような時期にまったく同じ条件で行われてきたが、中長距離路線の整備が進み、鳴尾記念がかなり条件変更の対象となり時期も大幅に遅く行われるようになってから、この目黒記念一本に絞る陣営が増えているため、それほどの波乱が起こらなくなってきたのではないかということも考えられる。
しかし、ハンデ戦はハンデ戦、穴党のファンにとっては「狙い撃ち」をかけたいレースでもあり、本命党のファンにとっても、「1番人気~3番人気の決着」などという考え方はハナから捨てたほうが無難なレースではある。
軽ハンデの馬に狙いが立つのは当然だが、ダービー終了後のざわめきと静けさという不思議な空間の中で行われる目黒記念、ベテランの馬、あるいはベテランの騎手といった泰然自若なスタイルで臨める組に注目すべきだ。