毎日王冠の競馬予想
天皇賞・秋、あるいはマイルチャンピオンシップへの重要なステップレースとなっているのが、秋の東京連続開催の開幕週に行われる毎日王冠である。
このレースは毎年、行われる年によってはGI以上のものすごいメンバーがそろうこともあるGIIレースで、緊張感あるレースである。
開幕週の芝コース、絶好の馬場状態で行われる古馬GI級の馬のレースだから、良馬場で行われさえすれば、レコード決着ともなりうる激しいスピード競馬が繰り広げられるのがこの毎日王冠の特徴である。
と言ってしまうと、さぞかし人気馬が強いレースであるかと思われがちであるが、意外と波乱が待ち構えているレースでもあり、穴党にとってもこの毎日王冠は楽しみなレースであるということが言えるだろう。
たとえば、あのウオッカがまさかの「逃げ」の手を打って出た2008年と2009年の毎日王冠では、どちらも圧倒的人気ながら最後まで逃げ粘れず、ともに2着と敗れる波乱があった。
また、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの「異世代3強」がそろい踏みした毎日王冠では、東京競馬場は朝から超満員、その場にいるだけでおそろしくなってしまうような熱気と、重苦しい「決戦」の雰囲気の中で行われた毎日王冠であった。
このように、GIレースでは見ることのかなわない「別路線、異世代の頂上決戦」という、有馬記念以上に複雑な相手関係、力関係となるレースとなることも少なくない。
時期的にこれから始まる大一番の連続のスタートとなる毎日王冠であり、さらに毎年超豪華メンバーが集うことから、とにかく注目度の高いレースである。
そして、時としてGI以上に胸躍るレースとなることもあるのが、この毎日王冠である。
その意味では、おそらく現在行われている中央競馬のGIIレースの中では、最も魅力的なレースがこの毎日王冠なのではないだろうかという気がする。
