神戸新聞杯の競馬予想
秋競馬、GI開幕戦のスプリンターズステークスから有馬記念まで、甲乙つけがたい大レースが目白押しの時期であるが、その中でも三冠クラシックロードの最終戦・菊花賞は、そうした大レースの中にあっても非常に注目度の高いレースであることは言うまでもない。
その菊花賞、馬券検討の材料となるのは、もちろん春のクラシックの結果や内容も当然その材料となりうるが、やはり直近の内容こそ最大のファクターである。
ということで、クラシックロードにはつきもののトライアルレースの内容やいかに、ということになる。
東で中山芝2200mのセントライト記念、西では阪神芝2400mの神戸新聞杯という両GIIトライアルが注目レースだ。
特に、春のクラシックで好成績を残した組は、(おそらく「関西馬が圧倒的に優勢」という背景があるから)かなりの確率で西の神戸新聞杯を菊花賞のステップレースとして選択することになるのが例年の傾向だ。
阪神競馬場が改修される以前は、阪神芝2000mのレースとして親しまれてきたが、改修後は、より菊花賞に近い条件の芝2400mで行われるようになり、ここで好結果を残した組には一定の信頼を置いて菊花賞の馬券検討を進めることができると言っていいだろう。
菊花賞といえばスタミナ比べ。
以前の2000mの神戸新聞杯と比較すれば、現行の神戸新聞杯は、距離が延長されたことはもちろんだが、それ以上に最後の直線が長くなったことで出走馬の力量をより明確に把握しやすくなったということが言えるはず。
ということで、以前の神戸新聞杯よりも、より重要度が増したと言っても過言ではないかもしれない。
実際、条件が変わったここ3年(これを書いているのは2010年)で、この神戸新聞杯から2頭の菊花賞馬(2007年アサクサキングス、2008年オウケンブルースリ、共に当レース3着)を輩出していることでもそれはわかるだろう。
リニューアルから歴史が浅いにもかかわらず、ハッキリした傾向が出ているのだから簡単には逆らえない。
