阪神牝馬ステークスの競馬予想
ヴィクトリアマイルが創設されて以来、古馬牝馬限定の別定GII・阪神牝馬ステークスの重要度がこれまで以上に大きくなった。
かつては「阪神牝馬特別」と呼ばれ、「有馬記念に出走しない(というか、出走しても勝ち目がない)牝馬のための重賞」というイメージで年の瀬に行われたレースであり、創設当初から阪神芝2000mで行われていた。
距離体系の見直しから1996年には阪神のマイル戦に変わり、そして2001年から現在の「阪神牝馬ステークス」という名称に変更された。
阪神牝馬Sといえば、現在(2010年)は芝の1400mのスピード競馬となっているが、これは牝馬限定のGI・ヴィクトリアマイルが創設される1年前からのことである。
そしてこのときから、阪神牝馬Sの施行時期が4月に移行された。
移行後まだ歴史は浅いが、それでもこの阪神牝馬Sがすでにヴィクトリアマイルへの重要なステップレースとなっていることは周知の通りである。
時期的に、暮れの阪神で行われていたころよりもはるかに速い時計で決着する馬場状態である上、さらには芝1400mのスピード競馬であることから、まだ移行後間もないけれど、ある程度時計的な裏付けがない馬には厳しいという傾向は顕著に表れている。
したがって、やはり本番のヴィクトリアマイルとはあまり直結しない可能性も今後はある。
しかしながら、2008年の当レースの優勝馬・エイジアンウィンズは、第2回ヴィクトリアマイルでもなんとあのウオッカを退けて優勝していることから、ステップレースとしての重要度は高いと言わなければならない。
このあたりが、馬券検討する上で「穴馬」を探すために都合のよいギャップであるという気が個人的にはしている。
ただ、馬券検討とは言っても、時期的、距離的な条件が現行のものになってからそれほど間がないため、あまり過去のレースを参考レースとして予想を進めることはあまり同意できない。
したがって、事例の少ないわずかなレースからヒントを紡ぎだす必要がある。
