青葉賞の競馬予想
かつて青葉賞といえばGIIIレース(それ以前にもオープン特別のダービートライアルとして施行)で、上位3頭がダービーへの優先出走権を得ることができるレースであったが、何しろダービートライアルということで、レースの重要度が認知されたこともあって、1994年以降はGIIに格上げされた。
しかし、ご存知の通り青葉賞組(特に青葉賞の2着、3着馬)がなかなかダービーで通用しないことが理由となってか、2010年より再び「上位2頭にダービーへの優先出走権を与える」という、青葉賞というレース自体にとっては不本意な改正がなされた。
ただ、青葉賞の重要度は別の意味では変わらずに高い。
というのも、本番と同じ府中の芝2400mの力勝負となるからである。
結果としてダービーでも連帯を果たす、あるいはダービーで上位人気に支持される馬たちが青葉賞に出走するようなケースでは、そうした馬たちに逆らうのは馬券検討の上ではナンセンスである反面、世代のレベルにもよるが、ダービーでは勝負にならないような低レベルの青葉賞となるときは、かなり大規模な波乱レースとなることもあり、そうした傾向がはっきりしているだけに、本命党、穴党どちらにとっても馬券検討はしやすいレースであると言えよう。
これまでに青葉賞優勝馬がダービーで好走した例がいくつかある。
重賞格付け以前にはレオダーバン、GIII時代にはエアダブリン、GII時代にはシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、アドマイヤメインがすべてダービーで2着の成績であった。
シンボリクリスエス、ゼンノロブロイあたりは種牡馬としても好成績を挙げているが、これはやはりダービーやこの青葉賞といった府中の芝2400mという非常にタフなコースを好走していることも底力の裏付けとなっているので、納得できる結果と言えよう。
とは言え、なかなか青葉賞の勝ち馬 (あるいは青葉賞出走馬) からダービーまで勝ってしまうような馬が現れてこないのが現状(2010年現在)ではある。
