ヴィクトリアマイルの競馬予想
2010年6月現在、牝馬限定のマイルGI・ヴィクトリアマイルはこれまで5回の歴史を刻んでいる。
数あるJRAGIレースの中で、現在のところ最も新しいGIである。
新緑がまぶしい5月の府中、古馬牝馬が集うGIということで、阪神の桜花賞ともども、雰囲気としても実に華やかなGIである。
歴史はまだ浅いものの、これまでの勝ち馬を見てみると、第1回のダンスインザムード、第4回のウオッカ、そして今年第5回は記憶に新しいブエナビスタの優勝ということで、「名牝中の名牝」が優勝するという傾向が強く表れている。
もちろん歴史が浅いだけに、今後その傾向がどう転んでくるかはまだなんとも言えないが、基本能力が示されるマイル戦、紛れの少ない府中コースということで、このヴィクトリアマイルはかつてのエリザベス女王杯ほどは荒れてこないレースであるという気はする。
とは言え、第2回優勝のコイウタが制したヴィクトリアマイルでは、3連単が228万馬券の大波乱であった。
このときのコイウタはなんと単勝12番人気で、そのオッズはなんと60倍を上回るほどだったからすごい。
2、3着にもそれぞれ9番人気、8番人気と入れば、これはもう200万を上回ることは当然である。
このあたりはいかにも府中のマイル戦(NHKマイルCや安田記念を思い出してほしい・・・)、波乱が潜んでいるということも言えそうだから、穴党の出番がないレースではない。
府中のマイル戦の場合、コーナーが緩く、直線が長いことから、軽快なスピード以上に底力を要求されるコースであるというのが定説であったが、このところ年々府中の馬場が速くなっているため、もしかしたらその傾向も逆転し、安田記念のように荒れ馬場にはならないから、距離的に不安がある馬でもスピードだけで押し切ってしまう可能性も少なからず出てきたのではないかという気もするのだが、今のところまだはっきりとそれを言うことはできない。
ただ、その方面の考えも捨てきれない。
