宝塚記念 競馬予想

宝塚記念の競馬予想

ひところは、夏競馬という微妙な時期も手伝ってか、なかなか有力馬が集まらず、頭数がそろわない時期も少なくなかった宝塚記念であるが、そうは言ってもやはり上半期の総決算のドリームレースであるから、まず例外なく白熱した、非常におもしろいレースになるのが春のグランプリ・宝塚記念の大きな特徴である。
阪神の芝2200mで行われる宝塚記念の場合、その優勝馬は2タイプ大きく分けることができる。かつてのメジロマックイーンやビワハヤヒデ、ヒシミラクルといった完全なステイヤータイプが優勝するケースと、サイレンススズカや、最近のスイープトウショウ、ドリームジャーニーなどに代表されるように、強烈なスピード、そして切れ味を武器とするどちらかと言えばマイラータイプの馬が優勝するケースである。
すなわち、天皇賞・春の組と安田記念の組の戦いに加え、そのどちらも向かわず、この宝塚記念一本に絞ってくる組の争いということにも言いかえられるかもしれない。
ただ、「宝塚記念一本」という組には、あまり間隔を詰めて使えない馬や、安田記念のマイルでは短すぎ、天皇賞・春の2マイルでは長すぎるといったタイプの馬もおり、そうした馬たちはやはりグランプリを制するまでの底力に欠けている危険性も少なくない。
このあたりがこの宝塚記念の馬券検討の難しいところである。
グランプリと言えば、やはりなんといっても暮れの大一番・有馬記念が思い浮かぶわけだが、有馬記念と比べれば、「何でもアリ」というビックリ仰天の度合いはいく分小さくなるのが救いと言えば救いだが、グランプリレースというだけあって、レースのタイプが非常に多様であるため、なかなか軸馬が絞りきれないというのもこのレースの特徴であろう。
したがって、過去の歴史を振り返り、今年の宝塚記念に似たシチュエーションの宝塚記念をお手本にして馬券検討を繰り広げると言った手法も年度によっては必要になってくるかもしれない。