中山グランドジャンプの競馬予想
年間を通じて、ジャンプのビッグレースは2レースしかない。
春の中山グランドジャンプと、秋(というか、冬)の中山大障害(4100m)だ。
春の中山グランドジャンプ(4250m)は「華やかなジャンプレース」という印象があり、暮れの中山大障害は「重厚なジャンプレース」という印象があるが、みなさんはどうだろうか。
春の中山グランドジャンプが「華やか」な感じがするのは、おそらく外国から挑戦してくる馬たちが出走可能なレースであるからだろう。
実際、「中山グランドジャンプ」として行われた過去12回(外国馬が1頭も参戦しなかった年もある)のうち、オーストラリアの馬が4回優勝を果たしている。
ということは、実質3分の1以上の確率で外国馬が優勝するのが、この中山グランドジャンプの特徴である。
中でも特筆すべきは、オーストラリア馬のカラジだろう。
ジャンプ競走のファンにとっては非常になじみ深い外国馬なのではないだろうか。
というのも、このカラジ、第7回~第9回までの3年間を3連覇していたからだ。
彼とその陣営にとってこの中山グランドジャンプはまさに「お得意様」といったところだったのではないだろうか。
カラジの場合は能力が違っていたという考え方も通用するかもしれないが、今後もこのように同じ馬が複数回の優勝を飾るということが十分考えられるレースなので、そのあたりのことをよくよく念頭に置いて馬券検討をすすめるべきであるということが言えるはずだ。
ちなみにこのカラジ、初優勝のときが10歳だったから、なんと12歳の高齢で日本のジャンプ界のトップに君臨したということになるのだ。
平地レースに比べて競走寿命が長いとされるジャンプレースではあるが、それにしてもこれは驚くべきことであろう。
ということで、中山グランドジャンプとは切っても切り離せないカラジは、いろいろな意味で日本馬の目標とすべき馬であった。
ここ数年は外国馬の出走が少なくなっているので、少々さみしい。
