朝日杯フューチュリティ 競馬予想

朝日杯フューチュリティの競馬予想

2歳の頂点を決定するレースは牡牝ともに非常に重要である。
もちろん現時点での世代の頂点を決するという意味合いもあるが、それ以上に牡馬であれば朝日杯フューチュリティステークス、そして牝馬であれば阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬、あるいは勝ち馬にきわどく迫った馬たちがクラシックで活躍する確率が高くなるからである。
朝日杯フューチュリティSのほうは暮れの中山のマイル戦ということで、キャリアの浅い馬たちが内外の有利不利があるコースで2歳牡馬チャンピオンを決しようと言うことで、どちらかと言えば阪神ジュベナイルFよりも波乱の要素が大きいと言えるかもしれない。
したがって、翌週の有馬記念で大勝負をかけたいなら、この朝日杯フューチュリティSは是が非でも的中させ、意気揚々と翌週のグランプリに臨みたいところだから、時期的なものもまた非常に重要である。
中山で行われる朝日杯フューチュリティSであるが、だいぶ前から皐月賞よりもダービーとかかわりが深いレースとされてきた。
実際昨年2009年も、この朝日杯を無傷の3連勝で制し、しかし3歳になってからの2戦は予想外の苦戦を強いられながらもダービーでは見事に巻き返しての2着であったローズキングダムが勝ち馬であった。
それ以前は久しくダービーとは縁遠いレースであったが、それでも3冠馬のナリタブライアン以前(まだ「朝日杯3歳S」だった当時)は、ミホノブルボン、アイネスフウジン、サクラチヨノオー、メリーナイスといった強烈な個性をもつダービー馬を輩出してきたレースである。
このあたりは、2歳の早い時期からスピード能力を発揮できればダービーでも十分に通用するということを明示している例であると言えるだろう。
ただ、ブライアン以降も実はフジキセキ(実質の3冠馬と言われた)やグラスワンダー(「最強世代」の一角を担ったワンダーホース)、古くは伝説ともなったマルゼンスキーもここを優勝していた。