根岸S フェブラリーS

第26回根岸S(GIII)

本当にダートの頂点まで「あと少し」といった組の対戦となる根岸ステークスであるが、なかなかよい組み合わせである。
注目しなければならない出走馬が多く、見どころ満載のレースとなるだろう。

しかしやはり中でも実績上位ということで、昨年のこのレースの覇者であるセイクリムズンが、悲願のGIタイトルに向けて気合が入る一戦ということになるだろう。
今年は6枠12番に入った。
そして、これに迫る、あるいはポテンシャルではこちらが上かな、という気も少しするダノンカモン(3枠5番)と、嵌った際にはとんでもない脚を見せるシルクフォーチュン(5枠9番)も差のない人気になるか。
おそらくこれら3頭の「三つ巴」に近い形の評価になるだろう。

セイクリムズンの力はもちろん認めるところが大きいが、しかしここまでの臨戦過程を考えてしまうと、どうしても昨年ほどの勢いはないかな・・・という気がしてしまう。
とすると、中山のスプリント戦・カペラステークスでこれに先着していたティアップワイルド(7枠14番)あたりも、一角を崩す可能性は残るはず。
ということで、「三つ巴」という要素は大きいけれども、しかし「混戦」の要素も十分で、展開次第で予想外の馬が突っ込んでくるシーンもあるかもしれない。

とすると重要になるのがその展開。
ケイアイガーベラが現役を続けていれば、間違いなくこれが先導ということになったのだろうが、しかし彼女はすでに引退。
その余波がこんなところに及んでいる――行く馬がいないのだ。
さーて、困った・・・
何が行く?

展開次第でレースが変わるというところにきて、その展開が非常に読みづらい今年の根岸S、おそらく乗っているジョッキーも作戦を立てるのに夜も眠れないのではないだろうか。
ということで、そうなったら展開に一番左右されないタイプであるタイセイレジェンド(8枠15番)にした。

このメンバーに入ると、馬体のデカさは別として、正直存在感は少し薄くなるのは事実。
それに、ようやく復帰する内田博幸騎手が騎乗するということで、実力以上の人気になってしまう可能性も少しはあるのかな、という気がしなくもないが、内田騎手のことだから、(本人が)休み明けだろうと気兼ねするようなタイプではなく、誰も行かないなら自分が・・・の形も考えられる。
さすがに復帰していきなりというのもできすぎのような気もするが・・・

相手は9歳になったダイショウジェット(2枠3番)にした。
年は食ったが、舞台はベストだろう。
こういう展開が読みづらいレースでは、キャリアがモノを言うケースも少なくない。
好枠を引いたから、早目のスパートでアッと言わせるシーンも見てみたい。

単穴はダノンカモン。
この馬も何だかんだ言いながらすでに6歳。
そろそろ大きなタイトルが欲しいところだ。
となれば、ここで負けるわけにはいかないというのが本音だろう。
どうせアッサリ決めるのであれば、格が違うというレースを見せてもらいたい気もする。
福永騎手は土日重賞制覇を狙う。

それから、展開は少し微妙だが、やはりシルクフォーチュンの追い込みは軽視できない。
昨年の南部杯はこの馬のおかげで馬券を的中できたと思っている。
「府中で行われた」という事実があるから、昨年の「GI全敗」という事実も何となく少しは慰めになる。
ありがとうシルクフォーチュン。

それから先週の平安ステークスに続いて「今週も・・・」があるかどうか、少し気になるヒラボクワイルド(4枠8番)、連勝中のトウショウカズン(2枠4番)、2年ぶりを叩かれたフェラーリピサ(3枠6番)も、まだ完調ではないという思いもそれは確かにあるが、ポテンシャルだけならおそらくここでもトップだろう。
さらには最内枠に入ったブライトアイザックという馬も少し押さえたい。

テスタマッタ(6枠11番)や人気のセイクリムズン、ティアップワイルドが気にならないわけではないが、テスタマッタは何しろアテにならないタイプだけに、展開微妙では推すことができず、セイクリムズンは昨年に比べると勢いを感じないし、ティアップワイルドはやはり1F長いだろう。
ということで、怖いがこれらは軽視する。
この3頭で決まったりして・・・

◎ タイセイレジェンド
〇 ダイショウジェット
▲ ダノンカモン
△ シルクフォーチュン
△ ヒラボクワイルド
△ トウショウカズン
△ フェラーリピサ
△ ブライトアイザック