G2を徹底競馬予想

阪神カップの競馬予想

2006年に創設だから、まだ歴史的には非常に浅いレースでありながら、早くも短距離路線の定番とも言えるGII theオンラインカジノ23.comに成長しているのが、暮れの阪神で行われる阪神カップである。
何と言ってもここに集うメンバーの豪華さと言ったら、ちょっとしたGIよりもずっとハイレベルなメンバーになってしまうこともある。
それもそのはず、従来であればマイルチャンピオンシップが終了した後に、さらに短距離のスプリンターズステークスが待っていたが、このスプリンターズSが前倒しで開催されるようになってからは、これが終了してしまうと、残る短距離GIはマイルCSのみ、あとは長距離の有馬記念を待つばかりという状況だったのが、この阪神C創設によって、マイルCSからもスプリンターズSからも有力馬がこのレースに集うようになったという背景があるからだ。
かつて高松宮記念が中距離「高松宮杯」であったころ、GIIで最も賞金が高かったが、現在はこの阪神C(優勝賞金7000万円+付加賞)がGII最高賞金のレースである。
その意味合いも、こうした背景から察すれば当然のことであると言えるだろう。
いや、むしろメンバー的にはまだ安いくらいである。
これを書いているのは2010年の6月、ということで、まだ阪神C創設から4年が経過したばかりであり、まだまだレースの傾向は一概にはっきりと言うことができないというのが正直な感想ではあるが、これまでの4回のレースを振り返ると、軸馬はどうやら本命サイド、実績馬サイドで問題なさそうである。
ただ、ヒモ、あるいは3着にはかなり穴っぽいところが突っ込んでくるという印象がある。
もちろん今後どう変わっていくかは何ともコメントのしようがないところではあるが、時期的に、そして賞金的にも、JRAの番組改正が行われるまでは、かなり豪華なメンバーがそろいそうなこのレース、人気の盲点となる実力馬の台頭というのはしばらく続きそうな気がするのだが、はたしてどうだろう・・・